‥★★★４　逓減定期保険の利用

■知恵（Intelligence）　まずは、考え方を知りましょう。

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　■定期保険を、箱型から逓減に変えるだけで、コストダウン

　生命保険は、一般的に万が一死亡した場合や就業不能になった場合の備えとして、加入します。いわゆる生命の保険事故に対する保障は、定期保険が最も効果的に設計されています。将来満期時の返礼金は、ほとんどないものの支払金額は少なくて済みます。

　定期保険の代表は、昔から主に日本の生命保険会社が取り扱って来た保障金額が変わらない定期保険でした。いわゆる箱型定期保険と言います。しかし、年齢が進むに従って、万が一の時の必要な資金は少くて済みます。小さな妻子を抱えている働き盛りの３０才の方と定年退職した６０才の方を、比較すれば明らかです。

　そこで、数年前に年齢が進むに従って、保障金額が少なくなる逓減定期保険と言う商品が開発されました。逓減定期保険は、余分な保障がつかない反面、保険料が安くて済みます。つまり、定期保険を、箱型から逓減に変えるだけで、コストダウンになります。

　■箱型と逓減の定期保険料の比較

　比較すると次のようになります。
　例えば、３５才男性が、保障金額１億円の定期保険に加入する場合

　　　　　　　　　　年額　　　　支払総額　　　　返戻金（７０才）
　　箱形　　　　 ６９万円　　２，４２７万円　　　　　　　　　０円
　　逓減　　　 　２９万円　　１，００８万円　　　　　　　　　０円
　　　差引き　　４０万円　　１，４１９万円（コストダウン額）

　逓減定期保険は、数年前に開発された商品です。それ以前に定期保険に加入した場合は、ほとんどすべて箱型ですので、コストダウンが可能です。

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‥‥★★： エフピーシー(株) （東京都豊島区西池袋）